房総最後の秘境・養老渓谷へ向け極寒の中、カブを走らせる





    八街〜茂原〜養老渓谷〜亀山ダム〜麻綿原〜天津小湊〜市原〜八街




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■ 1日目 自宅出発〜茂原

回目となるカブツーリングは、前回までとはガラリと趣向が変わっている。色々な場所を巡ったり、観光してみたりという、いわゆる「普通のツーリング」から真冬の林道を走り、しかも山でキャンプを張ろうかという完全アウトドア系ツーリングになってしまった。この林道ツーリングの計画が持ち上がった経緯として、2ヶ月後に八ヶ岳での雪中登山という計画があり、冬の山を見据えた道具関係のシュミレーションやテント・シュラフなどのテストを兼ねたらどうかという計画が浮上した事に始まった。また、房総半島には無数の名無し林道があり、カブで走るなら調度イイだろう・・・ということで、実行に移すこととなった。


出発の朝は今にも雨降がふりそうな空模様。数日前から天気悪し・・・との予報ではあったが、今回は雨天決行ということに。防水対策を万全に整えて集合。出発する頃は未だ曇り模様。不安に駆られながら八街駅を出発。(今回も八街駅集合)タラタラと国道409を南に走る。国道126へ進み山田方面へ。ここで雨・・・やっぱり。ダラダラと降り続きそうな感じである。1時間走ったところで、あすみが丘のケイヨウホームセンターで雨宿り。進もうか悩むところである。今回はいつもより1泊多く計画していたので日程には余裕はあったが、3日間雨に降られる可能性も捨てきれず、明日以降の天気を携帯で調べながらミーティングをする。相変わらず雨が降り続いているが、気合を入れて先に進むことにする。バチバチと体に雨が当たって顔も痛い。なんとか頑張って茂原まで進み、いつもお世話になってる茂原のカインズホームに非難。雨でも走行で体が冷え切ってしまった。2時間のロング休憩。雨はますます強くなり、完全に足止めを食らってしまった。冬の房総は温暖な気候・・・とかよく言うが、12月だと気温は10度以下・・・茂原まで走ってきたってのもエライくらい。はっきり言って、こんなに寒いものだとは思ってもいなかった。



■ 養老渓谷〜麻綿原

先に進まなきゃいけない・・・と思いながらも数時間ゆっくりしてしまう。フードコートが暖かくて完全に甘えモード。こんな寒い時に暖かいラーメンなんか食べたら外出れないのも無理ない。午後も3時ちかくになり、いい加減時間が無いって事で出発することに。国道126を南下、国道409に進み県道81へ。このルートは毎回通っている慣れたルートだ。ここら辺から山の景色になってくる。気がつくと雨は少し小降りに・・・なんか、やっと気分が乗ってきた。しばらく走り養老温泉を通過。小さなトンネルを抜け国道465の交差点に出る。この交差点の手前にコンビニを発見!どうやら本日最期の店になりそう・・・ここで食料調達。このコンビニで今夜の予定を相談・・・「まずは走りながらキャンプ地を探すしかないね」ということになった。ほんと、今回ばっかりは甘く考え過ぎてたかもしれない。ろくに計画も立てずに出発した事後悔する。

 

■ キャンプ場発見

この日は山の中でのキャンプ予定であったが、この雨じゃかなり難しい状況である。養老温泉から南へ進んみ、いよいよ山の中へ入って行く。しばらく進んだ所で道路工事の臨時信号に引っかかってしまった。タイミング悪く、この時にスコールの様な強い雨に降られ全身ビショ濡れになってしまった。完璧に凹む3人。我慢できなくなり赤信号に突入!工事現場は濁流の様になっていて、完璧敗北モード。工事現場を無事に通過するが、3人は甚大が被害を受けてしまった。「これじゃ・・・山中キャンプは無理だね」いよいよ途方に暮れる3人である。残る最後の選択肢として、雨の中で山中キャンプを強行するか、この先にある温泉宿に泊まるか・・・(結構高そうな温泉宿っぽい)。ここまで来て宿に入ったら負けた気がするが、一応、宿の値段チェック・・・素泊まり一人¥7000だという。ひとり¥7000は痛い・・・食事付きなら軽く¥15000ってとこだろう。一瞬、誘惑に負ける寸前ではあったが、気を取り直し走り出す事にした。「なんとかなるだろ・・・」と言ってみたものの、「これじゃ、なんともならねーだろ」というのが正直なところである。真っ暗闇の峠を上へ上へカブを走らせる。「こーなったらヤルとこまでヤッてやるよ」なんて本気モードになった途端、デルタ氏が急ブレーキ・・・古びたキャンプ場を発見した。しかも、キャンプ場入り口には雨風凌げる大きな東屋があった。逆転サヨナラでゲーム終了。なんとも快適にテントを張れる場所を探し当てたのである。
「なんとかなる」は本当であった・・・

体力も状況もギリギリだった初日、忘れられない1日。大雨の1日目終了・・・

 


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